Last Update : 2008/08/xx
Yahoo! JAPANが運営するYahoo!検索は2010年12月からGoogleの検索データを利用するため、このペナルティは実質的に解消してます。
次のURLアドレスを持つサイト(サイト内の全ページ)は、現在Yahoo! JAPAN(正確には米国Yahoo!)から何かしらのペナルティを受けてると思われます。ここでサイトを運営してる方は、Yahoo! JAPANのウェブ検索を経由して訪問するユーザーというのが、限りなく0(ゼロ)の状態だと思います。(インデックス数は2008年8月10日時点)
サイト | Yahoo! インデックス数 |
Google インデックス数 |
|
XREA.COM | s56.xrea.com (魚拓) | 1,360 | 30,000 |
s101.xrea.com (魚拓) | 1,520 | 36,100 | |
s151.xrea.com (魚拓) | 2,760 | 57,400 | |
s201.xrea.com (魚拓) | 3,330 | 38,200 | |
s206.xrea.com (魚拓) | 2,760 | 40,700 | |
land.to | 3,110 | 30,800 | |
fc2.com (FC2 Blog) | blog67.fc2.com | 35,700 | 1,250,000 |
URLアドレスはサブドメインタイプです。そのため、このペナルティは個別サイトに対して起こっている現象ではなく、このURLアドレスを持ったサイト全体で影響がある「まきぞい現象」なのが特徴です。
(例) http://(任意のユーザーID).s206.xrea.com/
この八分現象は2006年の末から始まり、2007年、そして2008年の現時点でも継続中です。
まず、Yahoo!曰くスパム対象サイトのペナルティは以下のとおりです。(Yahoo!検索 インフォセンター)
検索エンジンスパムに該当すると判断されたウェブページは、インデックスから随時削除されます。
この八分ペナルティによる具体的な状態は次のようなものです。
1.
サイトのタイトル名などユニークなキーワードで検索しても上位(1位)に表示されません。
ほぼ100パーセント表示されないといってもいい状態です。上位に表示されるのは、自分のサイトを紹介する別サイトや、たとえば以前からサイトを運営していて、その移転前の別ページです。
この八分現象に陥ってるサイトに対するYahoo!検索(米国Yahoo!&Yahoo! JAPAN)での表示位置には法則があることが分かってます。それは、
「キャッシュ」の項目があるページとないページの境目付近
というです。Yahoo!の検索インデックスには3タイプあり、検索結果では必ず「X−Y−Z」の順番で表示されます。
Yahoo!検索インデックスの3タイプ | |||
----- | タイトル文字列 | サイト説明文 | キャッシュ項目 |
グループX | あり | あり | あり |
グループY | あり | あり | なし |
グループZ | あり | なし | なし |
Yahoo!はMETAタグ「NOARCHIVE」などを利用して故意にキャッシュを消してないにもかかわらず、「キャッシュ」の項目が出現しないページは、かなりの高い確立で検索結果の上位に表示されません。(これはYahoo!八分うんぬん関係なく)
Yahoo!のランク付けは、まず「キャッシュ」の項目が存在するページ群(グループX)がすべて表示され、その下に「キャッシュ」の項目が存在しないページ群(グループY)が表示されます。Yahoo!八分になっているサイトは、「キャッシュ」の項目が存在するページ群(グループX)の最後尾付近、言い換えると「キャッシュ」の項目が存在しないページ群(グループY)のほぼ直前にランク付けされてしまうため、まず上位に来ない仕組みになってます。
2. ページがなかなかYahoo!にインデックスされません。全くインデックスされません。
自分のサイトのインデックス状態を確認するには、『site:(URLアドレス)』というコマンドをキーワードに検索します。この検索コマンドはGoogleでも機能するので、Googleのインデックスと比較すればYahoo!のインデックスは圧倒的に少ないことが確認できます。
サーバー全体でのインデックス数比較は上の表にあるとおりです。Googleとの比較で数十分の1という割合なので、個々のサイトでもインデックス数が少ない、あるいはインデックスすらされてないのが当たり前の状態です。(^^;
3. 多くのページで「キャッシュ」の項目が現れません。
なかなかページがインデックスされない中、運良くインデックスされたページに対して、なぜか「キャッシュ」の項目が出現しないことが多いです。
Yahoo!では単純にURLアドレスをキーワードに検索すると、「キャッシュ」の項目の存在するページのみヒットする場合があるので、下のように計算すれば「キャッシュ」の項目が出現しないページ数が分かる可能性がありります。(URLアドレスに「&n=100」を付けて100件表示にすると便利!)
検索キーワード | 検索結果 |
site:(URLアドレス) | サイトの全インデックス |
(URLアドレスだけ) | サイトの全インデックス、そのうちキャッシュ項目のあるページのみ |
『site:(URLアドレス)』−『(URLアドレスだけ)』= キャッシュ項目のないページ数
※注意
『(URLアドレスだけ)』で検索した時、検索結果の右上に表示される「(URLアドレス)
で検索した結果 1〜100件目 / 約**件 -
**秒」の数値はあまり当てにならないので、ページをめくって検索結果の最終ページに移動してインデックス数を把握してください。
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