Last Update : 2008/09/xx
オンライン上でスパイウェアスキャンが可能な無料サイトの紹介です。日本語表記で、スパイウェアのチェック専門サービスに限定してます。対応環境はWindowsパソコンです。スパイウェアは「ブラウザハイジャッカー」、「バックドア」、「ダイヤラ」、「アドウェア」、「キーロガー」といったようなものがあり(Wikipedia)、ウイルスと違ってセキュリティ会社の判定基準が若干違うので、A社で黒判定でもB社では白判定となる場合があります。
[2010年追記...]
スパイウェア専門のオンラインスキャンサイトは消滅してしまいました。そもそもウイルスとスパイウェアを区切けしていた時代はもう終わって、通常のオンラインスキャンのサービスで、通常のウイルスチェックとともにスパイウェアの検出に対応してるのが普通です。
オンラインスパイウェアスキャンサイト (無料) | 駆除・削除 |
by Emsisoft <日本語版が消滅して英語版に> Internet
Explorer 5 以降 |
O |
by CA <英語版オンラインウイルススキャンと統合> Internet Explorer 5 以降 |
X |
by FaceTime Communications Windows 98/Me/2000/XP/Vista |
O |
by Check Point Software Technologies <オンラインスキャンサービスの提供終了> Internet Explorer |
X |
スパイウェア対応 各種オンラインウイルススキャン ・エフセキュア オンラインスキャナ |
O or X |
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■ スパイウェア駆除ソフト
Windows向けのスパイウェア検出・駆除ソフトなら無料の「Spybot - Search & Destroy」(Spybot-S&D)がお勧め。ウイルス対策ソフトと違ってパソコンに常駐するタイプのものではないですが、「免疫機能」を利用すればブラウザ(Internet
Explorer、Firefox、Opera)からスパイウェアのようなプログラムの侵入を未然にブロックできます。(無料セキュリティソフトのページでも触れてます)
■ トラッキング・クッキー (Tracking Cookie)
パソコンをチェック検査したところ、100パーセントの確立で検知されるのが、ブラウザの「トラッキング・クッキー」(Tracking
Cookie)でしょう。始めてオンラインスキャンやスパイウェア駆除ソフトを利用した人なら、これがいきなり「100個」とかとんでもない数が検出されて、ぶったまげるかもしれません。また、一度駆除を行っても、その後に再度検出されることもあります。
ここでいう「Cookie」(クッキー)は、お菓子のことではなく、「Internet
Explorer」、「Firefox」、「Google Chrome」、「Opera」などのブラウザが普通にサポートしてる機能の1つです。「Cookie」(クッキー)のデータそのものは単なるテキストファイルで、普通にインターネットでいろんなサイトを閲覧していれば必ずパソコンにやって来ます。(Wikipedia)
『クッキーに感染した!』とか『トラッキング・クッキーというウイルスが検出された!』なんて勘違いする人をたまに見かけますが、「Cookie」(クッキー)そのものはウイルスでも何でもなく、パソコンに何かしら損害を与えることは不可能です。これを”スパイウェア”とするかについても議論されてる部分だったりします。
一部のオンラインスキャンサイトは、この「トラッキング・クッキー」の検出だけを元にして、若干過剰な広告(セキュリティ対策ソフトの購入の宣伝)を行う場合があるので、ご注意あれ。
・ 「Internet Explorer」でCookieの制御
IEブラウザの「インターネット オプション」ダイアログで、[プライバシー]タブを選択するとインターネットゾーンの設定というのがあり、「Cookie」(クッキー)の制御が可能です。上2つの「すべての
Cookie
をブロック」と「高」は、利用不能になるオンラインサービスが続出してしまうので、「中-高」に設定しとくといいでしょう。また、無料スパイウェア駆除ソフト「Spybot-S&D」に用意されてる「免疫機能」を利用してください。
■ 偽セキュリティソフト・偽ウイルス対策ソフト (Fake Alert)
ここ数年、よく見られるのが偽セキュリティソフト・偽ウイルス対策ソフトです。
ネット上の一般サイトに『あなたのパソコンはウイルスに感染してる!』というような”広告”が掲載されており、驚いた人がそのページにアクセスするとパソコン内のウイルススキャンを行ってるかのようなシーンがものすごい高速で表示された後、「○件のウイルスが検出された!」という警告が表示されます。ただ、これはあらかじめ用意されているアニメーションを単純に再生してるだけで、すべてのパソコンで”検出”されます。
このニセ警告にだまされて、そのページで導入を促されていたソフトをインストールしてしまうと、パソコンを起動するたびにパソコンのウイルススキャンを行ってるかのようなアニメーションを表示して、まったくデタラメなウイルス感染警告(ポップアップ、ウィンドウ)を激しく表示しまくるプログラムが常駐してしまいます。この状態を解消したかったら・・・、ということで”駆除ソフト”と称するソフト(これもインチキ)の購入を促し、だまされた人のクレジット番号を搾取するものです。(Googleで検索)
・ 勝手にインストール!?
ここ最近多いのが、いつの間にか偽セキュリティソフト・偽ウイルス対策ソフトがパソコンに勝手にインストールされている事例です。いかがわしいサイトは閲覧してない、素性の知らないプログラムは実行してないなら、間違いなく「ドライブバイ・ダウンロード」という手法によってもたらされてます。簡単に言うと、ネット上のページを単に見ただけでウイルスに感染する脅威です。詳しくはドライブバイ・ダウンロード対策のページを参照してください。
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