Last Update : 2007/05/xx
Windowsのシステムが設定しているフォントをHSPの指定フォントとして反映する命令です。命令名の由来は、「system font」から。任意のフォントを使用したい場合はfont命令を。
指定したシステムフォントは、mes命令・print命令や各種オブジェクトの表示文字列に適用されます。(HSP2環境でオブジェクトの場合は、objmode命令も呼び出す必要あり。
sysfont フォントの種類
第1パラメータには、以下のフォントの種類です。実際に適用されるフォントやサイズは、OSや環境により異なりますが、通常利用するのはデフォルトの「0」と、メニューやダイアログなどのGUI上で使われる「17」くらい?
フォントの種類 | ||
0 | HSPの標準フォント。「FixedSys」(14pt)が適用されます。 | 等幅フォント |
10 | OEM依存の固定ピッチフォント。 | 等幅フォント |
11 | Windowsの固定ピッチシステムフォント。 | 等幅フォント |
12 | Windowsの可変ピッチシステムフォント。 | プロポーショナルフォント |
13 | システムフォント。 | 等幅フォント プロポーショナルフォント |
17 | ユーザーインターフェイス用フォント。 | プロポーショナルフォント |
※等幅フォント ... 別名「固定幅フォント」。文字に関わらず、横幅サイズが統一されているフォントです。たとえば、「w」と「i」は、同じ横幅になります。文章の行ぞろえができるのが特徴です。「MS ゴシック」、「MS 明朝」など。
※プロポーショナルフォント ... 別名「可変幅フォント」。文字ごとに横幅サイズがばらばらな状態になっているフォントです。たとえば、「w」と「i」は、異なった横幅になります。等幅フォントよりも見やすいのが特徴です。「MS Pゴシック」、「MS P明朝」、「MS UI Gothic」など。(→フォント名の「P」は「Proportional」のこと
; 等幅フォント&プロポーショナルフォント sysfont 0 mes "閑さや■■\n岩にしみ入る\n蝉の声■■■" mes "" sysfont 17 mes "閑さや■■\n岩にしみ入る\n蝉の声■■■"