NOIMAGEINDEX (Google画像検索)

Last Update : 2008/04/xx

謎のメタタグ NOIMAGEINDEX

 検索エンジン巡回ロボットの制御を行うことができるHTMLファイルのMETAタグ(NOINDEX、NOFOLLOW、NOARCHIVEなど)について、いろいろと調べていて知ったGoogle(Googlebot-Image)の「NOIMAGEINDEX」属性値。(関連、画像検索と画像SEO

 読んで字のごとくイメージ検索で画像のインデックス拒否の効果があるかと思いきや、Googleのウェブマスター向けヘルプセンターではこのMETAタグについての説明は当時たったの↓だけ。どう読んでもインデックス拒否とは書かれておらず、意味もいまいちピンとこない・・・。(^^;

lets you specify that you do not want your page to appear as the
referring page for an image that appears in Google search results.
Google の検索結果に表示される画像の参照元ページとしてページを表示
しないようにします

 2007年12月から、このMETAタグを含めたページと含めないページを用意して実験してみるも、イメージ検索に画像が反映されず実験は不発・・・。分かったことは、このMETAタグがあってもなくても、ALT属性の文字列は検索対象となってること。

 そして、2008年2月ついに結論が。Googleウェブマスターセンターにこの「NOIMAGEINDEX」を説明するページ『Google の検索結果に画像が表示されないようにするにはどうすればよいですか。』が登場しました。

Google イメージ検索結果に表示される画像をクリックすると、2 つのフレームから成る
Google 検索結果ページが表示されます。上部のフレームには画像のサムネイルが表示され、
下部のフレームには参照元のウェブページ (画像を表示しているページ) が表示されます。
トラフィックを回避したい場合など、参照元ページとしてサイトが表示されないようにする

 これを読む限り、画像のインデックスを拒否するシロモノではないような感じにも読み取れます。そして、次の文言に続きます。

ページの画像が他のページからもリンクされている場合は、イメージ検索のインデックスに
引き続き登録されることがあります。

 言い換えれば、他ページから画像の直リンクさえなければ、画像のインデックス拒否として働くということでいいのかな・・・? (^^;

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画像の運命やいかに!

 すでにGoogleイメージ検索に画像がインデックスされてる2か所のページにMETAタグ「NOIMAGEINDEX」を入れて実験してみる。

(タグ挿入 → 後解除)
ページアドレス ... http://lhsp.s206.xrea.com/command/strf.html
画像アドレス ... http://lhsp.s206.xrea.com/images/strf1.png (黒板風の画像)
(タグ挿入)
ページアドレス ... http://lhsp.s206.xrea.com/hsp_file.html
画像アドレス ... http://lhsp.s206.xrea.com/images/binary1.png (バイナリデータの画像2つ)
画像アドレス ... http://lhsp.s206.xrea.com/images/binary2.png

★結果⇒「NOIMAGEINDEX」はGoogleイメージ検索で画像ファイルのインデックス拒否として機能する!

--- 検索結果のスクリーンショット
<2008年3月22日>
タグを挿入し、実験スタート!
http://lhsp.s206.xrea.com/images/noimageindex080322.png
<2008年4月2日>
画像インデックス数が+2、−3
削除対象3画像がめでたく消滅
1画像を復帰させるためタグ削除
http://lhsp.s206.xrea.com/images/noimageindex080402.png
<2008年4月10日>
画像インデックス数が+1
復帰対象1画像がめでたく復旧
http://lhsp.s206.xrea.com/images/noimageindex080410.png

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