フリーソフトとして無料で公開されてる国産プログラミングツール「Hot Soup Processor」（ホットスーププロセッサー）の紹介です。略して「HSP」（エイチ・エス・ピー）。ONION softwareの”おにたま”さんが開発されてるスクリプト言語システムです。
どういうことができるのか簡単に説明すると、マイクロソフトのWindowsパソコン上で動作するアプリケーション・プログラム・実行ファイルを無料で作成できるソフトになります。 （＾＾）b
HSPの公式サイトHSPTV!
具体的に開発できるゲームやツールの内容は、コードを記述していくプログラミングになるので、作り手であるプログラマーさんの力量や技術によりますが、いろんな種類のプログラムを作成できます。
毎年、スポンサーを募って優秀作品に賞品も用意されるHSPプログラムコンテストが開催されていて、その出品作品たちを見ればHSPでどういうプログラムを製作できるか判断できるかと思います。
シューティングゲーム、アドベンチャーゲーム、RPG、3Dゲーム、パズルゲーム、実用的なユーティリティ、スクリーンセーバー、ジョークソフトなどなど・・・、年々レベルは上がってきているでしょうか？ （＾o＾
Hot Soup Processor HSP の特徴
◇ メリット
- フリーソフト
HSPの開発環境は無料でダウンロードできるフリーウェアです。作成したプログラムのライセンス規約もいっさいなく配布は自由に行えます。
- 実行ファイル単体での配布が可能
作成したプログラムは実行ファイル（EXEファイル）として出力できます。標準サポートの命令・関数だけなら他のランタイムファイルはいりません。
- BASICをベースにした平易な命令・関数が200個
プログラミングの経験がない初心者さんでもOK。サンプルファイルやリファレンスマニュアルが完備されてます。
- より高度な処理を提供するHSP拡張プラグイン
HSP自体に拡張命令を提供する拡張プラグインが複数用意されてます（プラグインファイルを同封する必要あり）。HSPユーザーさんが開発したものもいろいろとあります。
◇ デメリット
- マイナー言語
C、C++、Java、Visual Basci、Delphi、.NET、ActionScriptなど比べればホビープログラミング／日曜プログラミングと言えます。
- パフォーマンス（スピード）が必ずしも高速とはいえない
インタプリタという処理を採用する言語なので、コンパイラタイプの言語と比較するとスピードが犠牲に。
- 大規模開発には向かない
サクっとプログラムを作れる反面、大規模なものは想定されとはいえない。
HSP のソースコード
数万円から数十万円以上する専門的なソフトもある中、フリーソフトのHSPは何と「ソースコード」と呼ばれる”えんかく操作ウイルス”のプログラムまで作れます！
title "えんかく操作ウイルス"
objsize 100, 22
button "えんかく", *enkaku
stop
*enkaku
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circle rnd(640), rnd(480), rnd(640), rnd(480), rnd(2)
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ゲームの作成ソフトのフリーソフトが無料ツールで開発？
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