Last Update : 2007/12/xx
☆注意!
・ Googleの公式ブログによると、「補足結果」の"表示"が廃止されました。(2007年8月追記)
・ GoogleのWebmaster
Central ブログによると、「補足インデックス」自体を撤廃し、すべての
ページが「メインインデックス」として扱われるようになりました。(2007年12月追記)
・Googleウェブマスター向けヘルプセンターでも「補完結果」(誤訳?)として説明されてます。
・・・というのは、ウチのサイトでの話でも何でもなく、赤の他人様のサイトです。
XREA.COM s206サーバーに居を置くこのサイトが、日本のNo.1ポータルサイトYahoo!のウェブ検索から弾かれて早半年が経過(参照、Yahoo!八分ペナルティ)。このような状況をどーにかしようと、ウェブを巡回して、検索エンジンのことやら八分やらの情報をいろいろと収集していると、Yahoo!八分のことよりも、「Google八分(グーグル八分)された!」、というページが多く目に付くわけです。(O_O)
Google八分は、要請を受けた日Google社が、検索結果から人為的に手動で特定のページを表示しないよう処理を施す、というのが従来の意味で、その対象となったページが含まれている検索結果のページには、最下部付近に以下のような文言が表示されます。(件数は変わります)
Google 宛に送られた法的要請に応じ、このページから 1 件の検索結果を除外しました。 ご希望の場合は、ChillingEffects.org を除外するに至ったクレームを確認できます。
ちなみに以下は、米国Google社の方に要請があった場合。
アメリカ合衆国のデジタル ミレニアム著作権法に基づいたクレームに応じ、このページ から 1 件の検索結果を除外しました。ご希望の場合は、ChillingEffects.org を除外 するに至ったクレームを確認できます。
In response to a complaint we received under the US Digital Millennium Copyright Act, we have removed 1 result(s) from this page. If you wish, you may read the DMCA complaint that caused the removal(s) at ChillingEffects.org.
このような手段が善いか悪いかは、横に置いておいて、八分された原因は至極ハッキリしており、「要請をした人物(団体)にとって都合のよろしくない内容が書かれているページ」が存在しているということです。ちなみに、どのページが削除されているかを知るには、たとえば「google.co.jp」と「google.com」の検索結果の違いから判断できるんだそうな。(日本のサイトは、「google.co.jp」が基本的に削除対象となるので...)
⇒ グーグル八分
(Wikipedia)
⇒ グーグル八分対策センター
⇒ 書籍『Google八分とは何か』
(Amazon.co.jp)
もう一つが、Googleのガイドラインに違反したサイト。いわゆる検索エンジンを騙す「スパム行為」を行ったような場合です。Googleが提供している「ウェブマスターツール」(旧「Google Sitemaps」)で確認できるそうな。
⇒ ウェブマスター向けのガイドライン
(Google)
⇒ Google
Sitemapsに“Google八分”通知機能 (Itmedia News)
そして、このページの本題。上のような人為的なものではなく、単純に「○○というキーワードで検索しても自分のページが表示されない!」というような状況になっている、と公言しているページをちょっと調べてみると、やたらと多いのが、単に「補足結果」(補足インデックス)行き、になってしまっているものです。
⇒ ウェブマスター向けヘルプ センター 「"補足結果" とは何ですか。」 (Google)
2007年6月28日時点で、上のページはなぜか「見つからない」状態になっているので、以前に掲載されていた文章を転載しておくとします。
補足結果は通常のウェブ結果と同じで、ウェブ結果と異なる点は補足インデックスから 取得している点です。補足インデックスでは、メイン インデックスよりクロールできる サイトの制約が少なくなっています。 たとえば、サイトの URL に含まれるパラメータの 数が多い場合、メイン インデックスではクロールされないことがありますが、補足イン デックスではインデックスに追加される可能性があります。ウェブマスターであれば、 サイトが登録されるインデックスは自動的に決定されます。このインデックスを手動で 選択または変更することはできません。また、サイトが登録されるインデックスによって PageRank が影響を受けることはありません。クロールに適したサイトを構築するための ヒントについては、ウェブマスターのためのガイドラインをご覧ください。
これは、Googleの検索結果のURLアドレスやキャッシュの項目部分に「補足結果」という文字列が表示されるページで、そのように判定されたページは、以下のような何とも困った状況に陥ってしまいます。
最も的確な結果を表示するために、上の●件と似たページは除外されています。 検索結果をすべて表示するには、ここから再検索してください。
で、自分のサイトには、どのくらいの数の「補足結果」ページが存在するのかを知るには、下のようなキーワードでGoogle検索することで確認できます。
全体のインデックス数を知る検索オプション「site:」とともに、「-」(マイナス)と「*」(アスタリスク)を適当な英文字列で挟んだものを引っ付けます(「-(適当な英文字)*」)。(英文字列は、とにかく単語として存在しえないキーワード、あまり長すぎてもダメ
(7月24日追記 ... この手法が機能しない場合があるので、英文字列内に半角で「@」(アットマーク)か「\」(円記号)か「/」(スラッシュ)を含める、あるいは「*-(適当な英文字)」で機能するようです。)
◎ 全体のインデックスページを表示 site:(URLアドレス)
◎「補足結果」ページのみを表示 site:(URLアドレス) -bgptrlt* site:(URLアドレス) -bgp@trlt* site:(URLアドレス) *-bgptrlt
ウチのサイトも補足結果はそれなりにあるようで、「アララ」と思ったわけですが、この際「www.google.co.jp」の状況を調べてみたところ、12,400 件中 4,290 件が補足結果・・・(2007年6月28日時点)。うぬぬ、当の御本家も1/3ぐらいが逝っている。果たして完全脱出する術なぞあるのかどーか。(^ー^;
⇒ 補足結果(Supplemental
Results)の正体と対策 (Buzzy Dizzy Biz)
⇒ Googleの補足インデックス地獄を抜け出す11の方法
(Web担当者Forum)
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