Last Update : 2008/12/xx
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MicroEmulator(マイクロ・エミュレータ)は携帯電話向けのJava環境「J2ME」のMIDletアプリケーションをパソコン上で再現するエミュレータです。製作者はBartek TeodorczykさんとVlad Skarzhevskyyさん。オープンソース形式で開発されているフリーウェア。
エミュレータ本体はJavaで組まれているため、サン・マイクロシステムズのJavaソフトウェアが対応するプラットフォーム(Windows/Mac OS/Linuxなど)から利用できます。
動作手段は大きく2つあり、ここではWindowsアプリケーションとしての利用を想定した説明です〜。
Javaソフトウェアはあらかじめパソコンにインストールしておいてください。MicroEmulatorの公式サイトで左メニューの「Download-Releases」リンクをクリックし、移動したページでダウンロードします。
ただ、現在のバージョンはIME(日本語入力ソフト)による文字入力に不具合?があるのか反映されません。以前の「microemulator-2.0.1.tar.gz」(バージョン2.0.1)はいちおう問題ありません。古いバージョンはSourceForge.netから入手できます。
エミュレータの実行ファイルは「microemulator.jar」なので、そのままこのファイルを起動します。エミュレータの設定は「C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\.microemulator\」フォルダに出力されます。
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Javaアプリケーションとして起動させた時のMicroEmulatorのメニュー項目の説明を簡単に。
File | Open JAD File... (Open MIDlet File...) |
ハードディスク上のJADファイル(*.jad)を読み込むダイアログを表示します。 |
Open JAD URL... (Open MIDlet URL...) |
インターネット上のJADファイルを読み込むためのURLアドレスを指定するダイアログを表示します。 | |
Cloce MIDlet | 読み込んだJADファイルを開放します。 | |
Recent MIDlet | 最近読み込んだJADファイルの一覧リストを表示します。 | |
Save fro Web... | ブラウザ上で利用できるJavaアプレット用ファイルの出力します。 | |
Exit | エミュレータを終了します。 | |
Options | Select divice... | 携帯電話ディバイス用スキンデータを選択します。基本的には画面サイズの違いです。「devices」フォルダにデフォルトディバイスのサイズ違いが用意されてます。 |
Scaled display | [バージョン2.0.3] 表示画面を拡大(x2、x3、x4)した別ウィンドウを表示します。 | |
Start capture to GIF... | GIFファイル名を指定するダイアログを表示します。アニメーションGIF形式で動作画面をキャプチャしていく機能を開始します。 | |
Stop capture | 画面のキャプチャ機能を停止します。 | |
MIDlet Network access | エミュレータからのネットワーク接続を有効にします。切り替えの際は再読み込みしないと反映されません。 | |
Record Store Manager | [バージョン2.0.2] メモリ上のデータの読み書き、ファイルの読み書きのログ情報を示すダイアログを表示します。 | |
Log concole | エミュレータの動作挙動を表示するログコンソールウィンドウを表示します。 | |
Mouse coordinates | [バージョン2.0.2] エミュレータ最下部にマウスカーソルの座標位置を表示します。 | |
Help | About | [バージョン2.0.2] バージョン情報ダイアログを表示します。 |
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